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附属中ダイアリー

三高祭(展示部門,体験部門)を終えて (2021.7.7~7.16)

 今年度の附属中学校の文化祭は,新しい取組として展示部門と体験部門の2つの活動を数日に分けて行いました。この活動のねらいは,「全校又は学年の生徒で協力し,よりよいものをつくり出す活動を通して,学校や社会への所属意識をもち,多様な他者を尊重し,協働してよりよい生活づくりに参画しようとする連帯感を養う。」というものです。
 展示部門では,全校生徒が授業で制作した美術・技術・書写の作品と森林環境学習のレポート,美術部の作品を薫風会館と会議室に展示し,相互鑑賞会を行いました。準備活動では展示に使用する大きなパネルや柱を協力して運び,1つ1つの作品や表示などを丁寧に展示することができました。鑑賞会においては,たくさんの作品を興味深く鑑賞する姿が見られ,頑張ったところや良さをお互いに認め合うことができました。
 体験部門では,十和田市生涯学習体験講座の講師の方々をお招きして実施しました。茶道や華道,バルーンアートや布ぞうり作り,ヨガ体験や理科工作など4~5つの講座に10人~20人ずつ参加しました。様々な特技や資格を持っている講師の方々から,専門的な知識・技能を学習することができ,どの講座においても大変充実した活動になったようです。普段の学校生活では体験できない学習に楽しく取り組むことができました。

中体連夏季大会壮行式(2021.6.18)

 18日に行われた壮行式の様子です。各部長がステージに上がり,部員の代表として意気込みを発表しました。ステージ下には全校生徒による応援メッセージが掲示され,さらに3年生有志生徒による激励メッセージと応援エールが動画で上映されるなど, 選手生徒の健闘と活躍を激励し合いました。
 昨年度の3年生の思いを引き継ぎながら,明日からの中体連夏季大会に向けて全校生徒で士気を高めることができました。

森林環境学習 (2021.5.28)

 5月の最終週に全学年森林環境学習を行いました。1学年は三本木夢と希望の森(学校林)にてブナ林の観察,2学年は石ヶ戸休憩所から子の口までの奥入瀬渓流の散策と地域の森を構成する動植物の観察,3学年は十和田ビジターセンターの訪問と,蔦野鳥の森にてネイチャーガイドの説明を交えたブナ林を形成する植物や生態系の観察を行いました。
 学習や観察をとおして,生徒たちは地域の豊かな自然に触れることができ,森林環境の大切さについて自分の考えを深めることができたようです。

全校道徳 (2021.5.11)

 本校第3体育館に全校生徒が集まり,生徒指導主事による道徳を行いました。
はじめに,「自分がすごい,尊敬する,憧れる人はどんな人柄か」について考え,その後,自分自身に目を向けて,プラス面(できる,得意なこと・自信があること・長所)やマイナス面(できない,不得意なこと・自信がないこと・短所)について振り返ることができました。
 前者は,なりたい自分である「願望」や目指す自分である「意志」が表れていて,後者は,どうせ自分は・・・という「自己肯定感の低さ」やまわりと比べて・・・という「劣等感の強さ」があらわれていることを確認しました。そして,生徒指導主事の話を通じて,双方について自分が気にしていることを他の人から言われたり,指摘されたりすると,深く傷ついてしまうことを理解しました。
 最後に, 一人一人が「よりよい学校を目指すために自分ができそうなこと」について深く考え,自分やまわりの人達を大切にし,思いをつなぎながら学ぶことによって,学校は居心地の良い場所になっていくことを皆で確認することができました。

第1回 保護者参観日 (2021.4.27~29

 4月27日(火)から29日(木)にかけて,保護者参観日がありました。学年ごとの開催となりましたが,多数の御参加ありがとうございました。
 当日は,中図書室と視聴覚室で学級担任による授業が行われました。保護者が見守る中,生徒たちは真剣に授業に臨み,グループ学習などで積極的に意見を交わす様子が見られました。

交通安全教室 (2021.4.21)

 4月21日(水)に第3体育館で交通安全教室を行いました。DVD視聴や警察署の方からの講話を通じて,自転車をはじめとする交通事故の実態と危険性を知りました。
 講話では,自転車安全利用五則について詳しく教えていただきました。(五則とは,①自転車は車道が原則(歩道は例外)②車道は左側通行 ③歩道は歩行者優先で車道よりの歩道を通行 ④安全ルールを守る ⑤歩道はヘルメット着用)
 全校生徒で交通ルールを守ることの大切さを学び,交通安全に対する意識を高めることができました。

中学校 入学式 (2021.4.7)

 4月7日(水)に三本木高校附属中学校入学式が挙行されました。附属中学校に入学し
た新入生80名は,立派な態度で式に臨み,学級担任からの呼名に対しても元気よく返事を
していました。
 新入生の皆さんのこれからのご活躍を心からお祈りいたします。

卒業式(2021.03.13)

 3月13日(土)に第12回三本木高等学校附属中学校卒業証書授与式が挙行されました。
卒業生は、入退場、座っている姿勢、返事など本当に立派でした。また、卒業生合唱では、
「群青」という曲を披露しました。(この曲は、南相馬市立小高中学校の平成24年度の卒業生が、東日本大震災後2年を経て卒業するにあたり、故郷や離ればなれになった仲間を思って作った曲です。)卒業生は、歌詞に自分たちの思いをのせて、堂々と丁寧に歌っていました。
 卒業生の皆さんのさらなる活躍とご多幸を心よりお祈りいたします。

合唱コンクール (2020.11.20)

 11月20日(金)に本校体育館において,合唱コンクールが行われました。今年度はコンクールテーマ「附撓附屈~みんなでつくる歌の結唱~」のもと,学級ごとに団結し,向上心をもって練習に取り組む様子がみられました。18日(水)のSタイムには,縦割り合唱を行い,学年を超えて練習を深めることができました。

本番では,練習の成果を十分に発揮し,最高の合唱を歌うことができました。1年生は明るく元気の良い合唱を,2年生は感情や想いを込めた合唱を,3年生は表現豊かな,最高学年らしい見事な合唱を披露しました。

審査員の先生から,「どのクラスも表現についてよく研究していて,素晴らしい合唱でした。今年はコロナ禍で様々な制限がありましたが,どのクラスも一生懸命練習に励み,こうして1つの成果を得ることができたのではないかと感じました。」と講評をいただきました。

今年度の合唱コンクールが無事開催できたことに感謝をし,互いに頑張りを讃え合い,全校生徒皆でよい形で締めくくることができました。

合唱コンクール 審査員 新山 隆健先生 講評記録

 

私は,学生時代から合唱が大好きで,将来は合唱に関する仕事につきたいと考えていたほどでした。今は高校で音楽教師をしていますが,なかなか合唱に関わる機会がないので,今日は皆さんの素晴らしい合唱を聴くことができてうれしく思っています。

今年はコロナ渦で様々な制限がありましたが,どのクラスも一生懸命練習に励み,こうして1つの成果を得ることができたのではないかと感じました。合唱の醍醐味でもあるハーモニーもどのクラスも素晴らしかったですし,特に,曲のサビに向かって盛り上がっていくシーンでは,エネルギーやパワーを感じ取ることができました。また,サビのクライマックスであるフォルテッシモではエネルギーが爆発するくらいの表現もあり,よく考え,研究して取り組んだことが伝わりました。

1,2年生は,表現をさらに高めるために,「強い」を意味するフォルテは,どんなフォルテなのかをよく考えてみるといいと思います。ただ単に「強い」を意味するだけではなく,「温かくて強い」のか「嬉しくて強い」のか,あるいは「悲しくて強い」のか「冷たくて強い」のか,考えてみるといろんな感情があります。自分がその時その時で,相手に何を伝えたいのかを考えて,自分の声や言葉にして伝えることは,日常生活のコミュニケーションにも通じることです。例えば,メゾピアノの表現については,「弱く」を相手に伝えることになりますが,何がつらいのか,どんなことに悩んでいるのか,どう伝えるかということになります。音楽の授業では,そうした人との関わりで大切なことを学ぶ教科でもあるので,これからの授業もしっかりと取り組んでほしいと願っています。

3年生は,3年間の成長がとても伝わってくる素晴らしい合唱でした。また,人間的にも大きく成長したことを強く感じました。コンクールなので,賞はつきますが,どのクラスにも金賞をあげたいと思いました。悔しい気持ちもあるかもしれませんが,お互いがお互いを讃え合って,今後の残りの活動も共に頑張ってほしいと思います。

今日は本当にありがとうございました。


合唱コンクールに向けて

11月20日(金)に本校で合唱コンクールが行われます。今年度のコンクールテーマは,「附撓附屈~みんなでつくる歌の結唱~」で,1年生~3年生6クラスが自由曲を体育館のステージで披露します。本番に向けて,音楽の授業やSタイムなどで,学級ごとにリーダーを中心として練習に励んでいるところです。先日の生徒朝会では,各学級の代表者が合唱コンクールの目標や意気込みを発表し,全校生徒みんなで士気を高めました。
 
 
(新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から,本年度は保護者の参観を中止することと致しました。御理解と御協力の程,よろしくお願いいたします。)