進路実績

進路実績

令和4年度卒業生の進路状況.pdf

令和4年度卒業生進学実績.pdf

 

三高の進学力

令和4年度は、東京大学理Ⅰ、東京工業大学、東北大学薬学部、弘前大学医学部医学科など、いわゆる難関大学に多くの附属中学校出身生徒が合格しています。高校から入学する生徒ももちろん頑張っており、優秀な成績を収めていますが、中高一貫校の附属中学校出身の生徒が学業の上で全体を牽引する役割を果たしていることが多々あるのも事実です。附属中出身の生徒がまじめに授業に臨み、小テストや課題、定期考査などにきちんと取り組むことで学力が向上するのは言うまでもありませんが、そうした基本的な学習習慣が中学時から身に付いていることで、自分の学力が上がるだけではなく周囲の生徒にもよい影響を与えています。そしてこうした環境で生徒がお互いに切磋琢磨する姿勢が三本木高校の進学力を支えています。

毎日の取組で学力を育む三高

大学入学者選抜でも評価される“学力”には、「生きて働く知識・技能」、「未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力」、「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」の“学力の三要素”があります。「規律ある進学校」を校是とする三高においては、授業へのしっかりとした取り組みを基盤として、部活動や生徒会活動などでの自主的積極的な活動と、学校行事への自律性をもった品格ある行動を通して、思考力、判断力、読解力、記述力、論述力、表現力、集中力、傾聴力、暗記力など、学力を構成するこれらの要素を堅実に育みます。

「見えない学力」に支えられる「見える学力」

“学力”には、基礎的な知識・技能、専門性・専門知識などテストやIQなどで測れる力である「見える学力」と、協調性、自制心、主体性、自己管理能力、自己肯定感、実行力、統率力、創造性、探究心、共感性、道徳心、倫理観、規範意識など、学力テストなどで測りづらい力である「見えない学力」があります。「見えない学力」という下地の大きさの上に「見える学力」があり、それらを育む絶好の場所がこの三高です。
 中高一貫校としての三高は、「運動神経が発達し、集中力も養われ、その影響で学力も伸びる」とされる12歳頃までの“ゴールデンエイジ”からの持続的な次のステージといえるでしょう。附属中においては、「附属中で学びたい」、という同じ意志を持った級友たちと学校生活を送っていく中で育まれるものがたくさんあり、附属中で学んだことが高校でも大いに発揮されます。また、一般的な高校受験期でもある15歳頃の多感な思春期に、その豊かな感受性で多くのことを知り、経験し、吸収する、確かな“学力”の土台を築く機会でもあります。