三高ダイアリー

始業式、対面式(2025.4.8)

第一体育館で始業式と対面式を行いました。
新入生を含む、全校生徒が初めて体育館に集まりました。校長先生の式辞では「失敗を恐れずにチャレンジをしよう」「主体的に話を聞こう」というお話がありました。
対面式では、進行を生徒会が務めました。担当教科外の先生を当てるクイズでは、先生方がユーモアを交え、新入生に当てられまいと装う姿が印象的でした。新入生の質問では予想外の質問に先生方がタジタジになる場面も。
新入生、在校生共に楽しい時間を過ごすことが出来ました。
新入生代表あいさつでは代表生徒が全校生徒の前で臆することなく立派な姿を見せてくれました。
新入生も少しずつ三高の雰囲気に馴染んでくれることでしょう。

新任式・入学式(2025.4.7)

新学期がスタートしました!2年生は新クラスの発表がありました。友人の輪が今まで以上に広がり楽しい学校生活になることを応援しています!

始めに新任式を行いました。今年度、中高合わせて新たに18名の教職員が三本木高校・附属中学校にいらっしゃいました。新任の先生方を前に生徒は緊張とワクワクが入り交じった様子で先生方を見つめていました。

午後は入学式を行いました。中高併せて275名の新入生が入学しました。初々しい制服姿の新入生に新年度が始まったことを実感しました。プラタナスの木のように、三本木高校・附属中学校でしっかりと根を張って自分の夢に向かって学校生活を送ってほしいと思います。

高校1学年レクリエーション大会が行われました

 高校1学年では、3/25(火)に来年度からのクラス替えを前に、最後の思い出をつくろうと、学年レクリエーション大会を実施しました。前半はクラス対抗のドッジボール大会、後半は全員でクイズ大会を行いました。ドッジボールで活躍する生徒、得意なクイズで活躍する生徒、いろいろな楽しみ方で、充実した時間を過ごすことができました。

青森ワッツ大高祐哉選手による1学年進路講演会が行われました

 3月19日(水)高校1学年を対象に、進路講演会が行われました。講師に青森ワッツの大高祐哉選手をお招きし、「夢の実現のために」という演題でお話しいただきました。

 初めにバスケットボール部員とのミニゲームを行い、プロの素早い動きや技に歓声が上がっていました。その後各クラスの代表者によるフリースロー対決を行い、フリースローが成功した生徒には大高選手のサイン入りのTシャツをプレゼントしていただきました。

 講演では、大高選手のバスケットボールとの関わりや、これまでの歩みを紹介し、夢を叶えるためには適した環境が重要であることや、自分のやりたいことに夢中になることが大切だということ、環境を自ら選び、行動を起こすことの重要性などをわかりやすくお話しいただきました。生徒たちは、この講演会を通じて自分の将来や夢について深く考える機会を得られました。また、プロ選手のプレーや経験談を直接見聞きできたことで、スポーツへの興味や夢の実現に向けての意欲を高めることができました。

 

〈生徒の感想〉

・私は将来やりたいことこそたくさんあるけれども、実際に何を職業にするか、何になるかがまだ決められていません。そのため、何になりたいと思っても後で選べるように勉強を頑張っています。頑張るにあたって、環境が悪いから…都会と比べたら塾とかも少ないから、とどうしても環境について悩んでしまっていました。努力だけではカバーしきることができないとも思っていました。けれど、環境を良くされるのを待つのではなくて、自分でよい環境に飛び込んでいくことが大切だと感じました。環境が、自分の頑張りが、など他人のせいにしないように一生懸命頑張り続けていきたいと思いました。

・自分の夢を達成するための生き方や考え方などこれから大学進学や自分の職業を決めていく中で参考にしていきたい。プロ選手という生き残るのがとても厳しい環境の中でしっかりと目標に向かって生きているのがすごいと思った。自分も大髙さんのように目標を達成できるように努力していきたい。

・今までにない体験型の講演会でとても面白かったです。なかなかバスケの試合を見る機会がないので見ることができてとても楽しかったです。試合ぜひ見に行きたいです。

・講演会で大髙選手は自分の夢を叶えるためには夢の実現が可能な環境に自分が行くことが一番の近道と言っていた。自分も高校を選ぶときに部活か勉強かで迷ったけどどっちも両立したい気持ちがあって三本木高校を選んだので自分で選んだこの環境で自分の夢を持ち叶えたい。

・ミニゲームでは大高選手のスピード感のあるプレーを間近で見ることができ、とても興奮しました。夢の実現についてのお話の中で、「環境にこだわることが大切」とおっしゃっていたのが印象に残っています。私は整理整頓が苦手で、勉強机の上もいつも散らかっているので、家に帰ったら早速机の上を掃除してみようと思いました。また、「自分の心としっかり向き合い、自分と話し合っている」ともおっしゃっていて、とても大事なことだなと感じました。よく人の目が気になり、周囲の評価ばかり気にしてしまう私にぴったりの言葉だと思ったので、自分のためにもしっかり心の声に耳を傾けていきたいです。

 

 

令和6年度「あおもり創造学」成果発表会が行われました

令和7年2月5日(水)、県内の全ての高校からそれぞれの学校の代表が集まり令和6年度「あおもり創造学」成果発表会が行われました。本校からは代表として「きのこチーム」が参加しました。

ホテル青森のきらびやかな会場の雰囲気に多少緊張しながらも、開会式後4つのグループに分かれて発表しました。三本木高校はグループ4で、11校中6番目の発表でした。グループ3・4は当日の様子は各参加校へオンライン配信もされました。

発表については、会場での直接の質疑応答の他、QRコードからコメントを入力し、閲覧できるシステムとなっており、生徒たちがコメントを通じてそれぞれの探究にエールを送り合っていました。本校代表の「きのこチーム」には、「なぜきのこに着目して探究をしてみようと思ったのか」、「検証のための実験を行っていた点が良かった」などの意見が寄せられました。

令和6年度「あおもり創造学」合同発表会が行われました

令和7年1月15日(水)、令和6年度「あおもり創造学」合同発表会が行われました。今年度大変お世話になっている八戸工業大学から6名の講師の先生方においでいたただき、各活動教室に分かれて、グループや個人でこれまでの自分の探究成果を発表しました。

活動教室ごとに発表形式はさまざまでしたが、生徒のみなさんは緊張感のあるなかでも堂々と発表していました。なかには、8月や11月にフィールドワークにいった際に得た情報を盛り込んで話したり、実際に個人で実験をした結果を写真とともに説明したりしている人もいました。

講師の先生方からは、「ありきたりなアイデアではなく、個性に富んだものになっていた点が良かった」、「信頼性のあるデータを用いて、詳しく考察できていた」などの講評をいただきました。今年度の探究活動で得たことを2、3年生の活動でさらに深めて欲しいと思います。

台北市大理高級中学校とのオンライン交流第2回が行われました

令和6年12月19日(木)台北市大理高級中学校とのオンライン交流が行われました。

1学年GSコース5組・6組の生徒のみなさんは、この日に向けて司会進行役を決めたり、グループで話し合うために題材に合わせて役割分担をしたりと一生懸命準備してきました。

 リハーサルなども行い、準備万端で臨んだ当日は、不運にもネット接続の調子が悪く、台湾の先生方・生徒のみなさんと試行錯誤を重ねましたが、非常に残念なことに交流が叶わなかった班も中にはありました。

 なんとか接続できた班は、準備してきた日本文化についてのスライドを紹介したり、日本と台湾の高校生活について、校則や制服、学校行事なども含めて話し合ったりすることができました。

 これからもさまざまな障害にめげずに、海を越えてお互いに助け合いながら日本と台湾の交流を続けていきたいと思います。

内水面研究所訪問11/28

 地域の資源や魅力を調査するために、十和田市にある、青森県産業技術センター 内水面研究所を訪問しました。7月に出前トークで講義をしていただいたことをきっかけに、すぐ身近にこんな最先端の研究をしていること生徒は大変興味を持っていました。当日は所長さんや研究員の方から丁寧に説明をいただいた後、施設内の見学をさせていただきました。生徒たち間近に見るサーモンの大きさに驚きながらもメモを取ったり質問をしたりしながら知識を深めていました。

高校生模擬議会ワークショップが行われました11/27

 地域の課題や解決策を考えるグループワークや模擬議会を体験することにより、政治や選挙に対する関心を高めることを目的として、青森県選挙管理委員会、青森県明るい選挙推進協議会が主催する高校生模擬議会のためのグループワークを実施しました。当日は、明治大学特任教授 藤井 剛 先生の指導の下、青森県の課題と解決策についてKJ法やブレインストーミングを使って考えを深めました。

 本校では今回のグループワークをもとに、課題を精査し2月4日に青森県県議会本会議場で行われる高校生模擬議会で発表する提案を検討していきます。

 

生徒の感想より

・青森の課題や、それに対する解決策を考える考えてみて、魅力はあるのに、あまり知られていないのではないかなと思いました。これからはいろいろな出来事にアンテナを張って、自分事として捉え・考えるようにしたいと思いました。
 そして、18歳になったら絶対に投票に行こうと思いました。

・今まで、あまり政治について詳しくなれる機会がなかったが、この模擬議会を通して、青森県の身近な問題に着目でき、政治について興味が出てきた。これからもっと青森県の魅力や課題を突き詰め、青森県を活性化したい。

・青森県の人口減少を食い止めるにはどうしたらいいのかについて、班で話し合い、はじめは交通を整えることや、娯楽施設を増やすことなど都市部に近づけるという意見だったのですが、それではほかの県と変わらないことに気づきました。そこで逆に青森県にしかない魅力をそのまま残して、穏やかな田舎で暮らしたいご年配の方を対象に青森県に住む良さを伝えていくというアイデアを思いつき、自分だけでない色々な人と話してみると面白い考えが生まれ、楽しかったです。

・健康に関しての青森の課題をグループで出しあったことで、自分が知っていた課題を改めて確認でき、また自分が思いつかなかった課題も知れて、たくさん考えを広げることができました。青森には健康という項目だけでもたくさんの課題があって、地域の活性化のためにも、一人一人の健康寿命を高めていくことが大切なのだと思いました。課題の改善策を出し合った時も、たくさん意見が出てて、さらに自分の視野や考えを広げ、深めることができたと思いました。改善策には個人が気をつければいいものが多く、やはりまずは、個人個人の健康に対する意識を高めるべきだと思いました。しかし、医者の数が少ないなどの課題は県単位でしか解決できないなと思ったので、こういう課題の解決は県の議会などの協力も必要だと思いました。選挙で投票するときは、今日調べた健康の課題についてどのくらい公約に書いているのか、見てみたいと思いました。

・無言で意見を出してからみんなで共有するという事を繰り返し行うことで自己の発信や他者の理解について充実した活動が行えたと思います。また、こういった形式の活動を学年単位でできることはないのでとても貴重な経験をすることができ、嬉しかったです。私はもともと意見を出してもそこから広げることが得意ではありませんでした。しかし、今回の活動でもっと気楽に活発に意見を出し合ってもいいんだという事がわかり、苦手意識が少し減ったような気がします。話し合いを続けることで意見がより深まりより良いものができるというその過程にとてもわくわくするものがありました。話し合いはこんなに楽しく学びがあるものなのだと気づけた一日でした。たった数時間のはずなのにとても充実したような今までにない気持ちを体験できてとても楽しかったです。機会があるのならまたしたいと思いました。

令和6年度「あおもり創造学」フィールドワークが行われました

令和6年11月5日(火)、令和6年度「あおもり創造学」フィールドワークが行われました。日本風力開発株式会社様の御協力のもと、「青森の自然と再生可能エネルギー」を研究テーマとしている生徒30名がフィールドワークに参加しました。

 1つめの見学先は六ヶ所村二又風力発電所です。普段は遠くから眺めるだけの風車の近くまで行き、風車の中も見ることが出来ました。設置場所の風の強さや風車の音などを実際に体感できたのは非常に貴重な経験でした。

 2つめの見学先はイオスエンジニアリング&サービス株式会社様のトレーニング施設です。風車の構造やメンテナンスについて教えていただきました。夏の暑い中での作業の苦労や、危険な作業に出るまでの入念な訓練の様子、仕事をするうえでのやりがいなどを学びました。最後は洋上風力発電なども含めた風力発電について講義を受けました。事前に送付した生徒みなさんの質問にもとても丁寧に回答してくださり、実りの多いフィールドワークとなりました。

台北市大理高級中学校とのオンライン交流が行われました

令和6年11月14日(木)台北市大理高級中学校とのオンライン交流が行われました。

1学年GSコース5組・6組の生徒のみなさんは、この日に向けて自分たちの紹介や日本文化、日本の若者文化を紹介するスライドを作成し、発表準備を行いました。

 短期間でのスライド作成にも熱心に取り組みました。多くの力作の中から、代表6班が選抜され、司会進行も含めてみんなで協力して台湾の高校生のみなさんへ向けてプレゼンテーションを行いました。

 接続トラブルなども乗り越えて、台湾のみなさんと初めてオンラインで顔を合わせて挨拶出来たときは、みんなで喜びました。

 台湾の高校生のみなさんも熱心に耳を傾けてくださり、次回12月の再会を約束して、オンライン交流は無事に終了しました。

本校生徒が「若者リーダーフォーラム(北海道・東北ブロック)」に参加しました

 9月28日(土)、福島県のコラッセふくしまにおいて、「若者リーダーフォーラム(北海道・東北ブロック)」に高校1学年の町屋結月さんが参加しました。

 このフォーラムは、若者層の投票率の低下傾向を踏まえ、政治や選挙の大切さを認識してもらうことをなどを目的に、公益財団法人明るい選挙推進協会が主催しているものです。町屋さんは、日ごろから政治教育や投票率の向上について情報収集を行っています。

 フォーラムでは、明治大学特任教授の 藤井剛先生の講演を聞いたり、大学生などの他の参加者たちと堂々と意見交換を行っていました。

 〈町屋さんの感想〉

 日頃から選挙に関わっている方々とお話しすることができ、とても有意義な時間となりました。自分で調べるだけでは得られない情報もたくさんありました。これからも、日本の若者の政治参加率を上げるためにはどうすればよいか、海外の例などと比較しながら探究していきたいです。

 

 

芸術鑑賞教室(2024.10.22)

去る10月22日(火)、十和田市民文化センターにて中高合同の芸術鑑賞教室を行いました。
今年は、古典芸能「日本の笑い」と題して狂言と落語を鑑賞しました。
狂言では、東京善竹家の善竹大二郎さん、善竹十郎さん、野島伸仁さんによって「柿山伏」と「附子(ぶす)」を演じていただきました。演目の前に善竹大二郎さんによる鑑賞ポイントのレクチャーがあり、昔の難しい言い回しが多い中でも内容を理解しながら、表情豊かなユーモラスな演技に生徒も楽しみながら鑑賞できました。
生徒体験ではステージに上がった生徒だけでなく全校で「柿山伏」で登場する動物の鳴き真似を行いました。
続く落語は、柳家喬之助さんの小噺から「初天神」を披露いただきました。こちらも擬音や視線を上手く使い、さも実物を持っているかのような描写に生徒が引き込まれていました。
普段は実演を見ることのない古典芸能を堪能することができた芸術鑑賞教室でした。

体育祭(2024.09.27)

去る9月27日(金)、本校グラウンドで体育祭が行われました。
当日は絶好の体育祭日和で、天候に左右されることなく各種目で白熱した戦いが繰り広げられました。そうした中でも下位がゴールした際には健闘をたたえた拍手が会場中で起こるなど温かい雰囲気も交えた体育祭となりました。
今月から後期に突入し、全校で行われる行事も卒業式を残すのみとなりました。
3年生は進路活動が本格的に始まり、2年生は修学旅行が目前。それぞれの学年で実りある学校生活を送って欲しいと思います。

令和6年度「あおもり創造学」課題考察・発見ワークショップが行われました

 

 令和6年9月4日(水)、令和6年度「あおもり創造学」課題考察・発見ワークショップが行われました。
 6月のガイダンスでもお世話になった八戸工業大学の6名の講師の先生方をお招きし、各グループに分かれてワークショップを実施しました。
 講師の先生方は、生徒一人ひとりの話に非常に熱心に耳を傾けてくださり、探究活動のテーマや仮説、調査計画について丁寧にアドバイスをくださいました。
 なかには、夏休み中にフィールドワークを実施できたグループもあり、講師の先生へ積極的に質問しながら、先行研究との比較や、採取してきたものの分析・培養を進めるなど、自分の探究活動をどんどん深めていました。

 

 

 

 

1学年GSコース「量子科学技術関連出前授業」を行いました。

令和6年7月8日(月)、量子科学技術産業利用促進事業「出前授業」が1学年GSコースを対象として行われました。

 はじめに、「量子科学技術研究の紹介 ~東北大学量子エネルギー工学専攻~」をテーマに、東北大学大学院工学研究科  量子エネルギー工学専攻 助教 藤原 充啓氏に、東北大学における量子科学技術研究の紹介を通じて、量子科学とはどのような学問なのか、そして現在研究中の最新技術についてご説明いただきました。

 次に「フュージョンエネルギー」について量子科学技術研究開発機構六カ所フュージョンエネルギー研究所 所長の竹永 秀信氏に、同研究所で行われている核エネルギーの研究についてご紹介いただきました。

この出前授業を通して、量子科学技術について理-解を深めるとともに、エネルギー分野から医療分野へと幅広い応用が期待されることが分かりました。

また8月5日には、1年生GSコースの一部生徒が青森県量子科学センターおよび六カ所フュージョンエネルギー研究所を見学します。2年生GCコースの課題研究物理班は採取した土壌の粒子線励起X線分析を行います。この2施設での見学や実習を通して、さらに量子科学技術への理解を深めます。

 

高校1学年夢と生命の森フィールドワーク・八戸工業大学研究室訪問

 今年度高校1学年では、あおもり創造学として総合的な探究の時間に、地域についての探究活動を行っています。そのうち「八甲田・焼山・十和田に知られる菌類の謎」のテーマを選択した9つのグループのうち23名が8月6日にフィールドワークを行いました。

 本校が林野庁「悠遊の森」事業でお借りしている十和田市奥瀬の「三本木夢と生命の森」において、きのこの観察・採取を行いました。林野庁上北森林管理署の伊藤研吾氏、長谷川貴章氏、坂本菜々氏にも参加していただき、豊かな自然の中で活動することができました。また、八戸工業大学星野保教授、北海道大学OBの小川貴由樹さん、八戸工業大学4年の佐藤佑斗さんにも同行していただき、きのこについての解説をいただきながら調査を行うことができました。

 昼食は八戸市にある食彩工房 la familleの菅原理弘シェフにご協力いただき、きのこを使った特別メニューを提供していただきました。

 午後は八戸工業大学を訪問し、採取したきのこの種類の同定作業や施設の見学をさせていただき、各グループの探究の進め方についてのアドバイスをいただくことができました。この日は40種類以上のきのこが見つかったほか、種類の同定が困難な新種の可能性のあるきのこも発見されました。

 今後はこの調査での学びを学校に持ち帰り、各自の探究テーマを進めていきます。

 夢と生命の森での活動にあたっては、事前の環境整備、調査、対策等を入念に行い、万全の体制の下実施しました。森林管理署の方には多大なご協力をいただきました、この場をお借りして御礼申し上げます。

高校1学年探究の日(出前トーク)(2024.7.24)

 高校1学年では、地域の課題とそれに対する取り組みについての知識を深めるため、青森県広報広聴課主催の出前トーク事業を活用し、「探究の日」として7つのテーマに分かれて講義をうけました。講義では最先端の技術開発についての紹介や、青森県が抱える少子化への取組、医療問題や短命県遍昭のための取組など、日々現場で取り組んだいる方から充実したお話をいただくことができました。また講義の後には振り返りのグループワークを行い、課題を自分事として捉える様子が見られました。

 今年度は青森県全体で取り組んでいる「あおもり創造学」に加え、青森県選挙管理委員会主催の「高校生模擬議会」にもチャレンジすることになっています。生徒が自主性をもって社会で活躍できる大人になるために、今後も様々な体験的な活動に取り組んでいきます。

【講座一覧】

1、青森県の健康寿命アップの施策について

がん・生活習慣病対策課 主査 佐藤 愛美 氏

2、あなたも看護職員を目指しませんか?

医療薬務課 主査 山本 千晶 氏・主査 濱田 恵 氏

3、青森県で子育てをするとしたら?

こども未来課 主査 桑嶋 麻子 氏

4、青森県はDXをどう進めていくの?

DX推進課 主査 吉田 ありす 氏・主事 四戸 康晴 氏・主事 逢坂 祐汰 氏

5、青森県の観光戦略について

観光政策課 総括主幹 本宿 貴一 氏・主幹 長谷川 睦 氏

6、低炭素社会に向けてどんな技術開発が行われているの?

青森県産業技術センター工業総合研究所資源環境技術部 資源環境技術部長 赤平 亮 氏

7、青森県産のおいしいサーモン

青森県産業技術センター内水面研究所養殖技術部 総括研究管理員 前田 穣 氏

【生徒の感想】

・サーモンのクローンを作ったり、細胞を研究したり難しい研究をしておいしいサーモンを作っていることを知って驚いた。近くでこんなにすごいことをしているとは知らなかった。

・子育てに関する施策をもっと県民に知ってもらいたいと思った。施策の効果や課題についても知りたいと思った。また、県の税収の推移についても知りたくなった。

・少子化について、一人一人に向けた支援やサポートなど、寄り添う取り組みが多く、将来についてより深く考えられるきっかけになりました。将来に対する不安もありましたが、講話を通じて前向きに考えられるようになりました。

全国高等学校野球選手権青森大会壮行式(2024.06.26)

 中間考査が終わりました。結果や取り組みを振り返り、新たな自分の目標に向かって頑張ってください!
考査終了後に体育館で野球部の壮行式を行いました。主将からは、「三高の強みである粘り強さをいかして試合に臨みたい」と抱負が語られました。
 野球部にとって熱い夏になるよう応援しています!
 大会は7月9日(火)より県内4球場で行われます。応援よろしくお願いします。

高校1学年文理選択ガイダンス(2024.6.13)

 6月13日の⑥⑦校時に、来年度からの文理選択についての知識を深めるため、文理選択ガイダンスが行われました。数学・地歴公民・理科をはじめとした進路に応じた科目選択や一般的な入試制度と本校の教育課程について担当の先生から説明をいただきました。また、進路指導主任、学年主任の先生方からも、主体的な進路選択についての考え方を伺い、一層進路についての意識を高めることができました。