GSコースダイアリー
20241208 第12回高校生科学研究コンテストでブルーリボン賞を受賞しました。
令和6年12月8日(日)に青森大学で行われた第12回高校生科学研究コンテストでブルーリボン賞を受賞しました。
2年生GSC課題研究化学班「ポリグルタミン酸の消火効率」
「1学年GSコース 大学連携セミナー」
★令和6年7月11日(木)、岩手大学理工学部教授 高木浩一先生を講師にお招きして、1学年GSコースの「岩手大学連携セミナー」が行われました。このセミナーでは、探究活動の基礎知識や、科学的なものの見方、考え方を学び、今後の学習に役立てることを目的に、講義を受け、実習を体験します。
最初は2クラス合同で、探究活動の意義や、科学と工学のつながりなどについて、実験を交えた講義を受けました。
講義の後は、1クラスずつ、2時間の演習に取り組みました。小さな太陽光発電のパネルを使った実験を行い、データの取り方や、データから法則を導き出す手順を学びました。
【生徒の感想】
・高木教授のセミナーを受けてみて、日常生活に数学が密接に関わっていること、実験に関係する数学的な知識には二進数や等差数列などがあることがわかりました。他にも、学校の授業は具体から抽象になっていくことなどもわかりました。実験も、面積が大きくなるほど発電量が増えるということが証明できて面白かったです。
★令和6年9月5日(木)、東北大学高等大学院機構特任教授 安藤晃先生を講師にお招きして、「東北大学連携セミナー」が行われました。このセミナーでは、「小惑星探査機はやぶさ」のイオンエンジンの原理をイオンクラフトの製作・実験を通じて学ぶとともに、「あるテーマを見つけたとき、どうやってそれを『研究』レベルに持っていくのか」ということについて講義を受けました。
【生徒の感想】
・「研究の第一歩は、好奇心、不思議だと感じる心、疑問点をそのままにしない探求心から始まる。」ということを学んだ。また、今回の講習では、自分たちのグループで、イオンクラフトを制作してみて、どこが難しいなどを理解でき、こうしたらどうだろうなど、工夫したりして、自分のアイデンティティが出てきてとても楽しかった。
★令和6年9月12日(木)、八戸工業大学基礎教育研究センター教授 川本清先生を講師にお招きして、「八戸工業大学連携セミナー」が行われました。このセミナーは、「探究活動における具体的な検証方法について」というテーマで、「より滞空時間の長い紙ヘリコプター」を製作する実習を行いました。試作した紙ヘリコプターを改良するために、機能に影響の大きい要因(パラメータ)を考え、改良した機体を4種類作成して滞空時間を計測し、期待された性能が得られているかを調べました。
【生徒の感想】
・今回のセミナーでは原子より小さい素粒子の存在について興味を持ちました。また実験ではより良い結果を出すためにいろいろと試行錯誤することが楽しかったです。実験を少ない回数で工夫して行うことで効率的に実験を行うことができたので、この学びをこれからに生かしていきたいです。
・パラメータ設計というワードは何回か聞いたことはあったけれど、実際どのようなことか知りませんでした。今日の実験を通して完璧に理解することができました。けれど、すこし難しかったので、附属中学校との共同の時に生かせるようにしたいです。
20241010 国際理解セミナーⅡを実施しました
テーマ「歴史から台湾~東アジアの国際関係を踏まえて」
早稲田大学台湾研究所 松葉 隼 先生によるオンライン講義
世界の現状と地域の歴史を知ることで国際交流活動を学ぶため、国際理解セミナーⅡを行いました。
今回は、台湾にいる松葉先生とオンラインでつなぎ、生Live発信で行いました。
松葉先生からは、台湾の歴史から文化まで丁寧にご講義いただきました。台湾の現状と課題について、生徒からは積極的な質問があり、特に食文化、お勧めの観光地等の質問が相次いで出ました。中には難しい質問もありながらも、分かりやすくご説明いただきました。国際理解への関心の高まりが感じられる2時間でした。
台湾の方が日本に来る際の観光地についての質問の中では、東京はもちろん、大阪等西日本地域に行く傾向が強く、リピーターも多いという説明が印象的でした。青森県産りんごが台湾への輸出の9割を占めていることもあり、行きたい観光地上位に入っていることから、今後、青森県への来訪も増えるのではないかという展望をお話しされていました。
タブレット端末で資料に画像が掲載されていないものや、松葉先生がお話しされた用語や台湾の歴史上の人物等についてを深く知りたい生徒は、自主的に検索して調べてメモを取る等、意欲的に台湾の歴史や文化について学んでいました。
質問タイムになると、食文化について、経済状況について、食事での注意点、松葉先生お勧めの観光スポットやお土産品などについての質問が相次いで出ました。これからのオンラインによる交流に役立てようとしていました。特に飲み水、お茶、トイレの使い方についての注意点を聞いた生徒からはびっくりした反応があり、グローバルな視点を持つことの大切さを学ぶことができた時間となりました。
【生徒の感想】
・今回の講義では普段聞けないことをたくさん聞くことができました。歴史の時間で詳しく聞けないことも知ることができたのでとても有意義な時間を過ごすことができました。
・今回のセミナーでは台湾のことを学ぶことができました。今まで知らなかった台湾の深いところまで知ることができました。台湾の生徒と交流するときはしっかりコミュニケーションをとれるようにしたいです。
・台湾は日本の中でも青森とリンゴの輸出などによっての関係が深いと知り、今まであまり感じていなかった親近感を感じることができた。これから始まる台湾学生との交流でも今回学んだ知識を使って積極的に交流していきたい。
・今回台湾の歴史や文化について学んでみて、台湾はとてもいい場所なのに国として認められてないのは惜しいことだとおもった。歴史的背景は様々あるものの、独立が認められてほしいと思った。
日本と台湾との間には正式な外交関係がないが、両国の間の交友関係により、台湾から日本には400万人程度、日本から台湾は100万人程度の人が行き来しているということが分かった。また、青森県のりんごが台湾では高級品として売られていることが分かった。これからも、日本と台湾は良い関係を維持してほしいと思った。いつか、台湾のことを学んで実際に行ってみたい。
・今までに習った歴史よりも詳しく、台湾や中国の歴史的背景やそれに基づく政治・経済の発展について身近な例や実際の中国語を交えて学ぶことができてとてもおもしろかったです。
・私は家庭科部の活動で今年、台湾の学生さんたちが来てくれた時に少し調べたので何となく台湾について知っていたのですが、今日の公演で新たに知る台湾の情報が沢山あり、とても勉強になりました。歴史的な背景は複雑で理解するのが難しかったのですが、台湾の料理や生活など楽しい話題もありました。とても貴重なお話をありがとうございました。
・出身小学校には、台湾との姉妹校があるので今まで何度か関わってきたことがありますが今日の話を聞いて台湾と日本の関係や台湾の強みなど細かいところまで知ることができました。また台湾に行く機会があれば行きたいですし、もっと台湾について調べようと思いました。台湾の人たちにもっともっと青森の魅力が伝わってほしいですし、りんご以外のおいしい農産物も食べてみてほしいです。
・台湾人が訪れる観光地が、台湾人が行かないような観光地に行きたい人が多いとのことだったので、今後青森県に来る観光客が増えることが見込めることが分かったので、母に伝えたいです。また、出会った観光客に道案内ができるように中国語を勉強したいとも思いました。
20240528 「令和6年度青森から世界へ向かってチャレンジするグローバル人財育成事業 「青森と台湾の高校生による協働学習推進プログラム 受入事業」様子が、東奥日報、デーリー東北に掲載されました!
台湾・大理高級中学との交流との交流については、令和6年6月3日付けの東奥日報朝刊12面でも紹介されました。
2024.06.03 東奥日報 掲載
東奥日報社提供
※この画像は、当該ページに限って、東奥日報社が利用を許諾したものです。
20240528 「令和6年度青森から世界へ向かってチャレンジするグローバル人財育成事業 「青森と台湾の高校生による協働学習推進プログラム 受入事業」が行われました!
令和6年5月28日(火)、教育協定校である台北市大理高級中学校の皆さんが来校しました。
令和7年度より、高校の緊急連絡メールは、まなびポケットへ移行しております。
生徒を通じて登録用のID・パスワード、簡易版マニュアルは配付しております。
保護者の方は、専用アプリをインストールすれば、プッシュ通知等が使用できます。
保護者部分まなびポケット操作マニュアル20249.27版.pdf