2025年10月の記事一覧

1年GSC東北大学連携セミナー

(2025年10月9日)

 令和7年10月9日(木)に、東北大学高等大学院機構 特任教授 安藤晃先生をお招きして、「1年GSC 東北大学連携セミナー」が行われました。このセミナーでは、「小惑星探査機はやぶさ」のイオンエンジンの原理をイオンクラフトの製作・実験を通じて学ぶとともに、「課題研究のすすめかた」について、「高校時代に学ぶ課題研究についての手法を大学生になったときにどう生かすか」という講義を受けました。

  イオンクラフトの実験では、生徒たちは説明書通りにイオンクラフトを作った後、できるだけ低い電圧でイオンクラフトを浮かせるために工夫していました。中には残念ながら途中で燃えてしまったものもありましたが、原因を考察することで新たな知識を得ていました。

GSC東北大学・筑波大学エネルギー研究所体験研修 (2025年8月6日~8日)

GSC東北大学・筑波大学エネルギー研究所体験研修 (2025年8月6日~8日)

 令和7年8月6日(水)~8日(金)2泊3日の日程で、附属中3年生とGSC(グローバルサイエンスコース)1年生合計13名が、令和7年度「GSC東北大学・筑波大学エネルギー研究所体験研修」に参加しました。この研修は文部科学省「原子力・エネルギー教育支援事業交付金」を活用して青森県教育委員会がエネルギー教育の充実のために実施している「青森県エネルギーに関する教育支援事業」により、三本木高校で実施しているものです。

 1日目は筑波大学を訪問し、計算科学技術研究センターでスーパーコンピューター「Pegasus」を見学しながら、様々な最先端の研究が進められていることを講義により学びました。また、三本木高校卒業生がツアーガイドとして参加し、大学生活や高校時代に取り組んだことなどを聞きながらキャンパスツアーで広い構内を巡りました。

 2日目は東北大学を訪問し、東北大学大学院工学研究科 先進核融合炉工学総合実験棟で加速器やプラズマ実験機器を見学しました。実際に行われている研究についても、大学の研究者の方や大学院生の方々に説明していただき、様々な研究がなされていることを知りました。また、講義室で東北大学大学院工学研究科 藤原充啓先生にエネルギーについての特別講義をして頂きました。特別に準備して頂いた内容で、わかりやすいように講義していただき、エネルギー活用の現状も含め大変理解が深まりました。

 東北大学では本校卒業生の大学院工学研究科博士課程に在籍する先輩にエスコートして頂き、中学校・高校時代の様子やどのようにして研究に興味を持ったかなどのお話を聞き、進路に関する興味・関心も深めることができました。

「あおもり創造学」フィールドワークで 星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル でインタビューをさせて頂きました! (2025年7月23日)

「あおもり創造学」フィールドワークで 星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル でインタビューをさせて頂きました!

 (2025年7月23日)

 

 令和7年7月23日(水)高校1年生16名、高校2年GSコース生徒3名が、「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」を訪問し、従業員の方々にインタビューをさせて頂きました。

 地域の魅力発見をテーマに、青森県十和田市の観光業についてフォーカスし探究活動を行っているグループが、観光業やインバウンドの現状について、全国的にも有名な星野リゾートで実際に観光業に携わっている従業員の方々から、いろいろとお話を伺う貴重な機会となりました。特に、ホテルに宿泊した外国人観光客の人たちに楽しんでもらうアクティビティなどについてお聞きすることにより、地元の魅力を再発見することができました。外国人観光客の方と接する中でどのような点に気をつけているか、など生徒たちの質問に答えていただきながら、日頃の仕事内容について説明を聞き、自分達の進路についても考える機会となりました。

 

生徒感想(抜粋)

・特に印象に残っているのは、外国人観光客の方々への対応に関して、「英語は目的ではなく手段」であり、「正しい文法よりも伝えたいという気持ちが大切」というお話です。英語力そのもの以上に、相手を思いやる心や、伝えようとする姿勢が重要だという点に深く感銘を受けました。また、海外のお客様と接しているからこそ、言語の壁を越えたコミュニケーションの本質を理解し、体現されている姿を見て感動しました。

・ホテルがきれいで、いいにおいがしました。

・学生時代に海外留学などをして英語力をつけて仕事をしているのが、素敵だと思いました。自分もホテルで働きたいと思っているので、大変勉強になりました。勉強をがんばろうと思いました。

・自分がホテルに泊まっていたらやってみたいアクティビティがたくさんありました。