女学校から共学に移る変化の時に、二人の匠によってつくられ、歌い継がれています。 |
1949年(S24)、青森県立三本木女学校が男女共学の県立三本木高等学校に改称されたとき、新しい校歌が必要となり、職員会議で佐藤春夫氏に作詞を、音楽の長谷川芳美先生の恩師大中寅二氏に作曲をお願いすることが決まりました。佐藤勇介校長、長谷川先生、初代生徒会長奥寺郁子さん等の熱意が実り、両氏が引き受けてくださることになりました。
1951年(S27)の新校歌披露の音楽会には、佐藤春夫ご夫妻をお招きしました。その折に十和田湖畔にもご案内、十和田湖の自然の美しさに大変感動していらっしゃいました。それがご縁で2年後の「湖畔の乙女像」建立に大きな力を貸していただくことになりました。
この校歌の言葉どおりに行動できたら、人生に迷いは少ないだろうという気がします。八甲田や奥入瀬渓流を思い浮かべながら歌う度に「いい校歌だなあ!」と、気持ちが晴れ晴れします。一緒に歌いましょう。
(「三高東京会 相談役 五十嵐明子氏による校歌紹介」東京三高会HPより抜粋)
(歌あり)
(伴奏のみ)
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